バイク好きな人と繋がりたい還暦リターンライダー

ハーレーダビッドソンでタンデムして人生が変わり始めた元陰キャ男

ハーレーを買わずにオーナー気分を味わう!レンタル第二弾【体験談付】

 

 

 

こんにちは、千葉住みのチーバBB(バイクバカ)です。

 

私にとってバイクバカという言葉は最高の褒め言葉、バカも極めれば苦労を知らない天才を凌駕出来ると思っているので、これからもバイクバカを貫きます!!

 

今回は、ハーレーを買わずにオーナー気分を味わう!レンタル第二弾として私の体験談も付けてご紹介します。

 

ハーレーダビッドソンは世界中の数あるオートバイメーカーの中でも、伝統、迫力あるスタイリング、魂を揺さぶるエンジン音など他社よりも突出している部分が多く、いまなおバイク乗りを惹きつけてやまないブランドと言っていいでしょう。

 

『いつかはハーレーに乘って走ってみたい。』

 

こう願うライダーは少なくありません。

 

その一方で、『ハーレーには乘りたいけど価格が高いから諦めてます。』という人も多そうです。

 

一部の富裕層なら余裕で買えそうなハーレーは、一般人には高嶺の花という感が少なからずあります。(そういう私も普通の会社員なので簡単には買えません。)

 

そう、ハーレーに乘るためにはハーレーを購入する必要があり、その購入ハードルは決して低いとは言えないのが現状なのです。

 

新型コロナウィルスが蔓延していた2020年~2021年には、物流への影響と折からの資源不足等の理由から、世界的に新車のハーレーの在庫数が不足し、結果納車が早い中古車の価格が新車価格を上回るという異常事態も起きました。

 

さらには新車の価格も、ビッグツインの中で一番廉価なソフテイルスタンダードでさえ、2021年モデルでは175万円だったのが、2023年モデルでは255万円となり、わずか2年の間に80万円!!も値上がっています。

 

これではハーレーに乘ることは夢のまた夢に終わりそう、、なんとかならないの?

 

はい、今はハーレーを買えなくても乗ることが出来る、オーナー気分を味わえる便利な世の中になりました。

 

車庫代、保険代、車検や点検&修理にかかるメンテナンス代など購入後の大きな負担になる維持費は全く考えなくてもよいスーパープランがあるんです。

 

借りてしまえばいいんです!カンの良い貴兄はもうおわかりでしょう。

 

ハーレーレンタルバイクを利用すればいいんです。

 

ハーレーを買わずオーナー気分を味わう方法がレンタル制度

 

前述のように、従来ならハーレーに乘るためにハーレーを買う必要がありましたが、今はハーレーディーラーの一部の店舗と、ハーレーディーラー以外でもハーレーを時間貸ししてくれる有難いショップが増えてきているんです。

 

ハーレーをレンタル出来る条件は、20歳以上の大型自動二輪MT免許をお持ちの方。

 

下記の表は気になるレンタル料金を表したもので、ハーレーダビッドソン認定レンタルバイクのものを紹介します。(なお、全国の中で沖縄県のお店だけが特別の料金を採用。)

 

基本料金は貸出区分によって変わり下記表の通り。

 

 

 

各貸出区分に属する車種は次の通りです。

 

・P-4クラス ストリート750

・P-5クラス ストリートロッド、アイアン1200、アイアン883、フォーティエイト

・P-6クラス スポーツスターS、ナイトスター(スペシャル含む)、ストリートボブ(114含む)、ソフテイルスタンダード、パンアメリカ1250(スペシャル含む)

・P-7クラス スポーツグライド、ファットボーイ114、ファットボブ114、ブレイアウト114、ヘリテイジクラシック

・P-8クラス ヘリテイジクラシック114、ローライダーST、ストリートグライドスペシャル、ストリートグライドST、ロードグライドスペシャル、ロードグライドST

※現在では絶版となったモデルも一部含まれています

 

なお、事前に希望すればヘルメットやグローブもレンタルが可能。

 

レンタルハーレーを体感するまでの大まかな流れは、

① 認定レンタルバイクの予約を行う

② 予約店舗で認定レンタルバイクについての説明を受けたのち利用開始

③ 利用終了後、認定レンタルバイクを借りた店舗へ返却する

となります。

 

以上、ここまでの記事でハーレーはレンタルして乗ることが出来ることを簡単にご紹介しましたが、より詳細については下記の過去記事で紹介しておりますので是非ご覧になってください。

 

www.dkdgnbr79hero-yuzo.biz

 

レンタルハーレーなら、オーナーにならなくてもハーレーの魅力を堪能出来るし、ツーリングは月1という方には所有するよりお得感があり、また、ハーレー購入にあたり試乗車だと数分しか走れないのでレンタルで長い時間乗って体感してから購入を検討したいといった使い方も出来ます。

 

【体験談】ハーレーをレンタルして乗ってみた!第二弾

 

ここからは私自身が実際にハーレーをレンタルして乗ってみた、レンタル第二弾の体験談を紹介します。

 

記事は今から約2年前の2021/11のものとなります。

 

その前月の10月にハーレーレンタル第一弾として2020年モデルのローライダーSをレンタルした私は、ディーラーを出た矢先にハーレーの強烈な洗礼を受けましたが、わずか数分の間にハーレーを乗りこなす術に気づき、無事第一弾のレンタルを終えたのですが、レンタルハーレー第二弾では息子を後ろに乗せて走る冒険に出たのでした。

 

第二弾に選んだ車種は、ヘリテイジクラシックというモデルで、ハーレーの伝統的なスタイルとフォグランプ&ウインドスクリーン、後方左右の大型サドルバックが特徴的なクルーザーモデルとなります。

 

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ハーレーダビッドソン ヘリテイジクラシック

 

ヘリテイジクラシックをチョイスした理由

 

ヘリテイジクラシックをチョイスした理由は

・前回レンタルしたモデルとは違うハーレーを体験したい

・息子とタンデムするので二人乗りが楽そうなのがいい

 

でした。

 

このヘリテイジクラシックの実車にはセカンドシート後ろにシーシーバー(背もたれ)がついていてタンデムに向いている、また、大きなサドルバックは二人分の荷物を収めるには余裕の容量がありそうと想像出来たからです。

 

さらに、風よけになる大型ウインドスクリーンと車並のクルーズコントロールも装備していると知ったことから今回のチョイスとなりました。

 

レンタル当日の流れ

 

当日は絶好の晴天となり、予約したハーレーディーラーショップには開店の10時前には到着して待っていました。

 

開店の15分前にはショップの中へ案内されて受付を済ませました。

 

まずは前払いの料金精算からです。

 

現金でもカードでもOKですが、初回のみカードのみとなっていますのでご注意ください。

 

精算金額は、ヘリテイジクラシックの貸出区分クラスがP-7となるため、8時間レンタル分の21,700円とオプション車両補償の3,800円の合計24,900円となります。

 

オプション車両補償は加入しない選択も出来るのですが、10万円を超える損傷をレンタルバイクに負わせた場合全額自己負担となるのです。

 

そのため加入したほうが無難ですね、まあそれでも10万超える損傷を負わた場合は10万円の免責を払うことにはなるんですけど、、その代わり100万円損傷させても負担は10万円ですけどね。

 

精算を済ませるとレンタルバイクの機能説明をしてくれますが、レンタルバイク予約サイトには当日の流れを説明した動画が公開されていますので事前に見ておくことをお勧めします。

 

ETCカードの挿入場所とか、クルーズコントロールの操作、ギヤチェンジレバーのシーソーペダルの操作説明を受けたあと、ようやくスタートとなりました。

 

8時間レンタルでは行楽シーズンの時に遠出は厳しそう

 

出発して早々に私はあることに気が付きます。

 

この時はコロナによる非常事態宣言が解除された矢先の秋の行楽シーズンだったことと、レンタルによるスタートが遅かったことから関越自動車道は大渋滞が起きていたのでした。

 

自分のバイクならば、渋滞を避けるためにいくらでも早出が可能ですが、8時間のレンタルバイクでは10時から18時が返却パターンとなるため、10時より早く出ることが出来ません。

 

陽が昇ってからの時間が経てば経つほど道が混んでくるのは、これまでずっと過去のツーリングで早出を習慣化していた私には完全な盲点でした。

 

下り車線の高坂サービスエリアに着くまでに大幅に時間を費やしてしまったため、息子には頭を下げて目的地までは行かずにこの先のインターで引き返すことを了承してもらいました。

 

今後8時間レンタルバイクを検討される方には、レンタルする曜日や時期にもよりますが、思いのほか遠出が出来ない点に注意してほしいと思います。

 

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さらに起きた波乱、それは息子の居眠り!

 

暫しの休憩後に本線上に戻り、計画を中止したことで予想以上に早く息子を送り届けることが出来ると安堵しましたが、実はまださらに波乱が起きたのでした。

 

食後に走り出したあたりから、幾度となく息子の体が私に当たるのでミラー越しに確認したら、彼はタンデムシート上で居眠りを始めていたの です!!

 

時々右にかなり上体がもたれることもあったので、都度、彼の太もも辺りを数回叩き注意を促しました。

 

それでもそのあとも何度もそれは続いたので、叩くと同時についにヘルメットの中で彼の名を大声で叫んだら、ようやく収まったのでした。

 

出発前は寒さのことばかり気にしていましたが、まさか、タンデムシートで居眠りをされるとは予想も出来ませんでした。

 

どうして居眠りしたのかを尋ねたら、「ただ乗っているだけで何もすることがなく、空を見てたら眠くなったんだ。」 と、子供らしい意見が返ってきましたが、本当に危なかったですね、、事故にならずに本当に良かったと思い ます。

 

ちなみに後から知ったのですが、体の小さい子供をタンデムさせるときには、赤ちゃんをオンブする時に使う抱っこヒモのバイク版があるんですね。

 

うちの息子はこのとき小学6年生でしたから、これを装着するような歳ではなかったと思うのですが、、小さなお子様とタンデム計画がある方はぜひ装着を検討ください。

 

息子を送り届けたのち、ショップには相当早く返却を済ませることが出来ました。

 

総走行距離は途中で引き返してきていたこともあり185キロ。

 

燃費は26.1Km/Lを記録しました。

 

往復路とも高速道で80キロ巡行を続けたことが高燃費につながったようです。

 

ヘリテイジクラシックの感想

 

最後にヘリテイジクラシックをレンタルしての感想を述べます。

 

排気量は1746㏄もあるんですが、前回レンタルしたローライダーSの1868ccと比較するとずいぶん大人しい印象を受けました。

 

ローライダーSは荒馬そのもので、6速だろうがアクセルをガバッとひねるだけで鬼のような加速をしたので。

 

ウインドスクリーンは、頭の上を風が流れていく様子が体感出来ました。

 

ホントは100キロ超での様子も確認したかったのですが、渋滞&息子の居眠りがあったためテストは出来ませんでした。

 

クルーズコントロールはあまり良い印象を持てなかったです。

 

古い人間と言われそうですが、速度は常に右手の中で感じていたい派ですね、勝手に設定速度まで加速されるとハッとしてしまい、あの感覚は好きになれないです。

 

同様に、ギヤチェンジのシーソーペダルも好きになれそうもありません。

 

それがついていることで足の置き場がなくてストレスを感じたし、シフトダウンをかかとで行うのには違和感がありました。

 

それからこれは個体差があるのでしょうが、このレンタルバイクは非常にニュートラルが出にくかったです。

 

あれはホントにストレスになりますね。

 

サドルバックは容量も十分で鍵付きになってたのは嬉しい配慮でした。

 

レンタルハーレーのメリットとデメリット

 

レンタルハーレーのメリットとデメリットを考えてみました。

 

メリット

 

月に一度の ツーリングにしか乗らない想定ならば、8時間レンタルで約25,000円の費用は安いのではないかと考えます。

 

また、レンタルする場合、購入費用とその後にかかる維持費が全くかかりません。

 

常に新しいモデルに乗れることもレンタルのメリットと言えるでしょう。

 

デメリット

 

一方で、月に一度以上のツーリングに行くし、それ以外でもショートトリップでハーレーに乘る方なら買った方が良いと思えます。

 

また、カスタムしたい方には買う選択肢しかありませんから、レンタルはお勧め出来ません。

 

愛着が湧くという点でもレンタルでは難しいですね。