こんにちは、千葉県北西部住みのチーバBB(バイクバカ)です。
ハーレーディーラーの店長さんで、「ハーレーで人生を変えろ!」が口癖の方がいますが、ハーレーダビッドソンを手にして以来、人生が変わり始めてきたことを実感する日々です。
いい歳してと言われるお年頃ですが、いい歳だからやらねばならないこともあるわけで、周りに何を言われようがこの道を極めたい。
筆者にとってバイクバカという言葉は最高の褒め言葉、バカも極めれば苦労を知らない天才を凌駕出来ると思っているので、これからもバイクバカを貫きます!!
今回はライダーにとって鬼門の雨について考えてみたいと思います。
近所を気ままなチョイ乗りや、思いついた時にフラリと出かけるミニツーリングであれば悪天候の予報を聞きつけたら出かけるのを止めればいいことですが、仲間と計画したマスツーリングや宿を予約している泊りのツーリングでは、悪天候だからという理由でキャンセルするわけにはいかないこともあるでしょう。
雨でも走らなければならない状況では、クルマのように屋根がないバイクではレインスーツの着用が必須となりますね。
このレインスーツについて今回は深掘りしてみたいと思います。
タイトルは、【チーバBB推し】雨中走行を快適にする失敗しないレインスーツの選び方 です。
- やすーいカッパを着て走ると不快指数は急上昇する
- 雨中走行を快適にするレインスーツは数値を調べて絞り込んでいく
- 【チーバBB推し】450キロ雨に打たれてもビクともしないレインスーツ
- ブーツごとカバーするレインブーツカバーはセットで装着しよう
- 【まとめ】失敗しないレインスーツの選び方
やすーいカッパを着て走ると不快指数は急上昇する
チーバBBは30年ぶりにバイクに乗ったリターンライダーですが、30年数年前に盛んにバイクに乗っていた頃から揺るがない信念を持っていることがあります。
それは、「たまにしか着ないからといって安いレインスーツを買ってはいけない。」です。
レインスーツってめったに着ることはありませんよね。
なぜなら、あらかじめ雨が降る予測がたつときはバイクに乗ることを回避するから。
だからたまにしか着ないレインスーツにお金はかけたくないと思って、最初はやすーいカッパを買ったんです。
でもいざツーリングで着てみると、雨がファスナーのすき間やその他から浸み込んでくる始末。
おまけに通気も悪くてカッパの中で蒸れてしまい不快指数は急上昇!!という結末になったのでした。
雨中走行を快適にするレインスーツは数値を調べて絞り込んでいく
やすーいカッパを着て走り不快になった経験を経て、私は次に買うレインスーツは安物買いはしないぞと心に決め、慎重にレインスーツを見比べていきました。
その中で、レインスーツの優劣は数値に置き換えられので性能差が明解になることを知ります。
各数値が高いものを調べて候補としていくと数あるレインスーツも絞り込んでいくことが可能になりました。
まず、絶対に抑えなくてはいけないのはレインスーツの耐水圧の高さでした。
耐水圧とは水の浸み込みにくさを表す数値で、数値が大きいほど耐水性が高くなります。(雨がしみにくいということ)
通勤通学の雨ガッパでは耐水圧は300mm~2,000mm程度しかないため、とてもバイク用には使えません。
バイク用には最低でも耐水圧が10,000mm以上が必要と知ります。
そして、併せて透湿度も優れたものでないと使えないと知りました。
透湿度は内側の水分を逃がす数値のことです。
いくら耐水圧が高くても、中から蒸れて大汗をかいたのでは浸水してるのと同じことです。
こちらは最低でも5,000g/m2・24h以上、出来れば10,000g/m2・24h以上がおすすめと知りました。
レインスーツには、ワンピースタイプとツーピースタイプとがありますが、これは好みで選びましょう。
ワンピースの方が一体物になっている分濡れずらいという人もいますが、私はそうは思いません。
それは経験から言えることですが、これまで私はツーピースしか着たことがありませんが、濡れて困ったという経験がないから大丈夫です。
あとサイズはピタピタよりも多少大きめの方が都合が良い場合が多いです。
裾はしっかりブーツの下辺りまでカバーしたいですし、冬場は防寒のためにある程度厚着していますからピタピタだとライディングに影響が出てしまいます。
よってサイズは多少大きめをチョイスしましょう。
【チーバBB推し】450キロ雨に打たれてもビクともしないレインスーツ
チーバBBはハーレーがまだ納車されて間もない頃に出来ればもう体験したくない、ある記録を打ち立てました。
450キロメートルにわたり雨に打たれ続けたのです、、
時は6月。
ハーレーを買って浮かれていた頃、かねてからツイッター(現:エックス)上で交流のあった大阪住みのハーレー乗りに勢いで、大阪に行きます!と言ったことから大阪遠征の話が沸き起こったのですが、ハーレーの納車日を良く考えずに予定組みしたため1回計画は流れて、仕切り直しの2回目に今度は台風接近の予報が出てきたのです。
でも1回大阪のハーレー乗りに有給予定を返上させていたので2回めのリスケは自分自身が許せなくて、決行を決めたのでした。
直前の天気予報では朝の7時以降ずっと雨模様。
ならば少しでも降らない時間帯に距離を稼ごうと早めに出発をしたのですが、走り出して早々に降られてしまいます。
それは以降延々、滋賀県に入るまで続いたのでした、トホホ。
距離にして450キロもずっと雨に打たれ続けたことになります。
でもそれも納得、台風に向かって行ったんですから、、加えて昨今流行りの線状降雨帯が発生し行く手を阻んだのですから。
我ながら良く走れたものだと感心しましたが、今回良いレインスーツを着ていたことがホントに大きかったですね。
縫い目やチャックなどから浸水していたら気力も体力も奪われるところでしたが、私の選んだレインスーツはビクともしなかったのです!
商品名はゴールドウインの、Gベクター3 コンパクト レインスーツ 型番GSM22902です。
ゴールドウイン GSM22902
耐水圧は20,000mm以上という高性能を誇り、透湿性も8,000ℊ/m2/24hあるので蒸れない優れものです。
フロントファスナーはダブルフラップ仕様になっているため前方からの雨水の侵入を防ぎ、フードは取り外し可、袖口からの雨水や風の侵入を防ぐアジャスター機能があり、ウエスト周りも調整が出来るようになっており、背中にはベンチレーション機能も搭載されています。
これだけの性能を持ちながら参考価格は新品で11,000円前後です。
なお、チーバBBはこれも中古の良品を6,600円で手に入れました。
ブーツごとカバーするレインブーツカバーはセットで装着しよう
さらに、強い味方になってくれたのは、ブーツの上からソックリ被せて履いてしまうレインブーツカバーの存在です。
これは折りたためる長靴と言ったら理解いただけるのかな、ブーツを履いた状態のまま足を入れていきます。
履いた後に、レインスーツのズボンの裾をブーツカバーの上に被せてしまえば、どんな雨でも浸水はしません。
足底は滑り止め加工されているので、バイクから降りた後は歩くことも出来ます。
足元は上下の衣類以上に浸水が早いですから、レインブーツカバーはスーツとセットで装着することをおすすめします。
お値段は新品で参考価格2,800円です。
申し遅れましたが雨中走行では、手先も雨用のレイングローブを装着します。
こちらはレインブーツカバーと違って全く濡れないことは無理なので、時々絞って使用するようにしましょう。
新品参考価格は2,900円です。
【まとめ】失敗しないレインスーツの選び方
今回はチーバBBが打ち立てた有難くない記録「450キロ雨に打たれ続けた」を達成した際に装着していて長い雨中走行でもビクともしなかったレインスーツを選ぶにあたり抑えたポイントをお話しました。
・耐水圧は10,000mm以上(その時装着していたゴールドウインは20,000mm以上)
・透湿性は5,000ℊ/m2・24h以上(ゴールドウインは8,000g/m2・24h)
・ワンピースかツーピースかは好みで選び、チーバBBはツーピースを選択
・サイズは多少大きめを選ぶ
さらに、最も早く浸水するブーツには、レインブーツカバーを装着することで浸水は皆無。
それぞれの新品参考価格は、
・レインスーツ 11,000円
・レインブーツカバー 2,800円
・レイングローブ 2,900円
参考になりましたでしょうか。
カッパ呼びされる物はバイク走行には適しませんので、めったに着ないからと安物買いはせず、レインスーツと呼ばれる耐水圧性、透湿性に優れたものを装着することで、ライダーには鬼門の雨中走行も快適になりますよ。
最後までお読み戴きましてありがとうございました。