むき出しの車体で自然と対峙する乗り物、オートバイ。
世界中の数あるオートバイの中でも、迫力、存在感といった点でオートバイの頂点に立つと言っても過言ではないアメリカのオートバイメーカー、ハーレーダビッドソン。
今回は、ハーレーの数あるモデルの中からソフテイルスタンダードの2020年モデルイヤーのハーレーダビッドソン認定中古車を購入した筆者が、納車から2ヵ月余りで3000キロ超走り、『ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品ベスト3はコレだ!』と題し、購入した時に既にカスタマイズされていた超がつくほどのスグレモノ部品を紹介する。
- 付いてて良かったカスタマイズ部品第3位
- 付いてて良かったカスタマイズ部品第2位
- ベストワンにいく前に。付いてて良かったカスタマイズ部品 次点
- 栄えある、ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の第1位はコレだ!
- まとめ
付いてて良かったカスタマイズ部品第3位
ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の第3位は、
「サンダウナーシート(ツーアップタイプ)」。
部品番号:52000295 参考部品価格75,550円税込み
ソフテイルスタンダード(FXST)の場合、シートは一人乗り用が標準となるが、この個体には購入時から二人乗り用が付いていた。
そのお陰で購入後に行った大阪遠征ではシート後席が活躍したし、何よりライダーの座る座面が実に良く出来ている。
座面積は広くとってあり、シート表皮の質と後席にかけての段差が効いていて、大阪遠征の往復の高速道路走行でもお尻は疲れ知らずで、フル加速してもお尻を支点に体が後ろへもっていかれない安心感は抜群だった。
付いてて良かったカスタマイズ部品第2位
ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の第2位は、
「PVクラッチ」。
部品番号:TPP-013S 参考部品価格:38,500円税込み/工賃別
交換するだけで、アイドリング域でのクラッチ操作時荷重が約37%改善するという実績があるVPクラッチ。
購入時から交換されていたため使用前使用後の印象は述べられないが、納車から3000キロ超走った今でも、左手が疲れたと感じた日は皆無である。
重量が超ヘビー級のハーレーを自在に操るには絶妙な左手での半クラッチ操作を必要とするが、街乗り渋滞中での半クラッチ操作多用であってもVPクラッチの恩恵は大きく、左手は疲れ知らずである。
ベストワンにいく前に。付いてて良かったカスタマイズ部品 次点
ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の次点(第4位)は、
「ヒートガード」。
部品番号:5789 参考部品価格:11,590円税込み/工賃別
この個体には股の間にヒートガードが装着されていたが、ハーレーのエンジンは空冷式(正式には油冷式)の大排気量なので(1746㏄)、夏場の放熱量といったら半端じゃない。
このヒートガードがあることで、エンジンのヘッド部分から出る放熱が相当緩和出来ていることを考えると、費用対効果は抜群であると言える。
栄えある、ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の第1位はコレだ!
ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品の栄えある第1位は、
「リーチハンドルバー」。
部品番号:55800715 参考価格:18,785円税込み/工賃別
これは写真だけでなく、偶然にも前オーナー時代の新車納車時前の状態を撮影したYou Tube動画がみつかったので、そちらをご覧いただきたい。
私身長は172cm体重69kgと、まあ日本人の平均的な体形です。
位置が高いハンドルバーはもっと身長が高く腕も長い人ならば苦はないと思いますが、私には長距離走行には辛い気がします。
その点この程よくハンドルのトップ位置が下がったリーチハンドルバーは、かつ、若干幅広ということもあり、乗車中どこにも無理な力がかからない理想的な乗車姿勢を可能とし、疲れは最小限で抑えられます。
大阪~東京間の往復1000キロ超にわたる高速走行でも肩や腰が痛むこともなく、翌日にも疲れが残らなかったことが何よりの証明です。(ちなみに私は普段運動は全くしておらず、週に4-5日の往復3時間の電車通勤だけがかろうじて運動と呼べるのか?という生活をしていますので、体力にはあまり自信がありません。)
見た目は大人しく、全くといっていいほど人目を惹かないカスタマイズ部品ではあるが、最上の乗りやすさを求めることがカスタマイズの本質と考えるならば、このリーチハンドルバーへの交換は最高のチョイスだったと言える。
まとめ
「ハーレーに付いてて良かったカスタマイズ部品ベスト3はコレだ!」
・第1位 リーチハンドルバー
・第2位 PVクラッチ
・第3位 サンダウナーシート
・次点 ヒートガード
いかがでしたか。
カスタマイズ部品は数あれど、見栄えだけでなく実用性にも優れていると、オーナーの満足度はより高まるのではないでしょうか。
ここで紹介した次点も含めた4点のカスタマイズ部品は、誰に対しても実用性を外すことが少ない逸品と言えますので、貴方の愛車のカスタマイズ計画の参考になれば幸いです。
今回ご紹介したカスタマイズ部品の紹介にあたっては、購入店のハーレーデーラーである、千葉県柏市内にあるCITY柏さんに一部御協力をいただきました。