50代の生き方

離婚して始まった50代からの第二の人生を謳歌するためのマインドを綴ります

【リターンライダー成長期:⑤】30年ぶりのショート・ツーリング

 

梅雨入り前に走り出そう、目指せ筑波山

 

もうじき梅雨の時期に入る。

ライダーにとって雨は嫌なもの。

過去に、時には雨中でも気分のいい日もあったけど、基本は雨は嫌い。

視界は悪くなるし、本格的なレイングッズは遠い昔にすべて処分してしまった。

高価なレインウエアに、ライダーブーツごと包み込むレインブーツまで持っていたけど、今となってはなにも無い。

だから、少し遠出するなら今しかないと思い、晴れた休日に隣県の茨城県は筑波山を目指して走り出した。

 

渋滞でもおとなしく待つため思いのほか時間がかかった

 

若い頃、筑波山へは毎週のように行っていた。峠を攻めることに嵩じた時期があり暇さえあると走りに行っていたのだ。

事故は起こさなかったけど、随分無理もした。同じ道を走るドライバーには怖い思いもさせたかもしれない。

若気の至りってやつか、、

 

若気の~は峠以外にもあらわれ、市街地では信号待ちの間に可能な限り先頭へ繰り出し先を急いだものだから、目的地への到着時間は今と比べ歴然の差。

 

今は怖くて、路肩とか走れない。だから渋滞にハマればクルマと一緒になってそのなかにいるので、結局70キロ前後しか無い道中に2時間20分もかかってしまった、、

あの頃は半分くらいの時間で着いていたように思うのだが、、

その間、休憩はとらず、1回燃料を給油したのみ。

思えば、バイクにセルフで給油するのは初めてだった。あの頃はまだセルフスタンドなんて無かったから。

 

長男との思い出に浸る

 

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筑波山には長男との思い出がある。まだ、彼が5歳だった頃、ロープウエイ乗り場横から、徒歩で頂上まで登山したことがあるのだ。

その時40後半だった私は、上り始めてすぐに勾配のきつさに閉口したが、思えばまだ5歳だった長男はよく登れたと思う。虫が大好きな子だったので、途中虫を見つけるたびに歩きが止まって次を促すのが大変だったが、今となっては遠い思い出。

登頂を二人で喜び、記念写真をおさめたことに暫し思いを馳せた。

 

今日はこれまで何度も筑波山を訪れていながら一度も乗ったことがなかったケーブルカーに乗ることが目的だったが、ナビも地図もなく標識だけを頼りに走っていたらロープウエイ乗り場へ着いてしまい、引き返してなんとか目的を遂げることが出来た。

 

帰路もまた黙々と走り続けた。暗くなる前に帰りたかったからだ。

 

こうして往復140キロ超のショート・ツーリングは無事終えた。

 

あの頃、ツーリングというと高速を含め300キロ前後の所に好んで行っていたように思うが、このバイクは125CCなので高速は走れない。そう考えると、MAX片道100キロくらいが日帰りで走れる限度なのかな。

次は梅雨明けの時期か。

それまでに、ツルツルになってる左右のハンドルグリップと曲がったブレーキレバーを交換しておきたいと思う。