私にとってバイクバカと呼ばれることは最高の褒め言葉、バカも極めれば苦労を知らない天才を凌駕出来ると思っているので、これからもバイクバカを貫きます!!
前回マイハーレーとは運命的な出会いをしたことをご紹介しましたが、私は当時の動画で紹介されていた前オーナー様手製のタンデムバーがずっと気になっていました。(私が中古車として購入時には外されていました)
「自分も自作してつけてみたい!」
そう考えたため、ぜひ前オーナー様にどのように装着をされていたのかを聞きたく、ハーレーショップの元店長を通じて連絡をとってもらったのです。
そうしたらなんと、あのタンデムバーを外した後は捨てずに保管してるから、良ければ差し上げるよという話になりまして、もう二つ返事で戴くことにしたのでした!
受取りは前オーナー様がわざわざハーレーショップ迄持参してくださったので、その連絡を受けた私がハーレーショップまで取りに行く流れ。
戴いたタンデムバーですが、ユーチューブ動画で紹介されたものとは変わっており、試行錯誤の跡が随所に見られました。
それから更に改良を加えてマイハーレーに装着させた私は、つい最近になって念願のタンデムランにも成功しました!
では詳しく見ていきましょう。
紹介動画から変化していたハーレー手製のタンデムバー
マイハーレーの前オーナー様とは、この方がハーレーを売却直後に偶然店頭に並んだ個体を私が見初めて購入したものなので当然面識はありません。
だからタンデムバーの受取は仲介に入ってくれたハーレーショップの元店長を介して行われました。
前オーナー様が私も購入したハーレーショップへわざわざタンデムバーを届けて下さり、元店長から連絡をもらった私がハーレーショップへ取りに行く流れでした。
戴いた部品一式は大きな袋に収められ組み立て予想図も同封されていました。
中身をあらためると、紹介動画で見た自転車のハンドルを流用したタンデムバーではなく、ハーレー純正のライザーに何かのハンドルを組み合わせた改良型に変わっていました。
上の写真が戴いた部品一式になりますが、この写真だけだとどこにつけるのかサッパリわからないと思います。
マイハーレーにはオプションのリヤキャリアが装着されており、この手製のタンデムバーはリヤキャリアに共締めして使えるようになっていました。
次の写真が初回車上へ装着した写真になります。
付くには付きました。
が、上から見るとベースプレートをリヤキャリアに取り付けてるボルトがむき出しなので、そこは前オーナー様も上にバックを乗せてボルトや試行錯誤した旧穴を隠していたのです。
私も当然バックを乗せてボルト穴類は隠すことを考えました。
ですがどうせバックで隠すなら、2-3泊の荷量でも平気で入る大型のバックを装着して隠すことを考え始めていたので、戴いたベースプレートでは小さすぎました。(ちなみに元はまな板。)
そこで、「まな板」を流用された原型は外し、木で一から作り直したのでした。
その完成形が次の写真になります。
バックの下に黒い木のベースプレートが見えると思いますが、元と比較すると横も縦も大きくなりました。
昨年の8月終わりに部品一式は戴きましたが、この改良版を装着するまで途中作業しない期間もあったので完成した頃には冬になっていました。
タンデムバーは完成したものの、肝心のタンデムする相手がおらず、この手製タンデムバーが日の目を見るまでは更に半年を要したのでした。
手製タンデムバーをつけて念願のタンデムランに成功
やっと手製の改良型タンデムバーが日の目を見る日がやってきたのは半年後の五月でした。
五月晴れの穏やかな日に、わずか数キロではありますが念願のタンデムランに成功しました。
彼女はバイクにタンデムするのが19の時以来というので、乗り降りの仕方から乗車中の注意点迄をよーく説明し、いざ発進!!
ハーレーはアクセルワーク次第では獰猛な鉄馬に変身してしまうので、変速は優しく、右左折時は身振り手振りと声まで出して方向を示しながらのタンデムランになりました。(設定が間に合わず、インカムは使用出来ず)
そんな感じで怖がらないよう注意して運転していたんですけど、それでも時折体が後ろへもっていかれそうな加速にタンデムバーを掴むには不安があったようで、彼女は終始私の腰回りにしがみついていたのでした。
折角の手製タンデムバーにはほとんど触れなかったとか(笑)(笑)
でも、タンデムランには成功したのでヨシとしましょう。
これから季節は梅雨に入りますが、梅雨が明けたら彼女を乗せて思いっきりタンデムランを楽しもうと思います。