- 予定に縛られないゆる~い旅行に行ってきました
- スキー場へ向かうも駐車場まであと僅かの所でスリップ、スタッドレスタイヤなのに
- 気を取り直して25年ぶりのスキーを楽しみました
- アラ還ですが 自分で限界を作らない、子どもたちのためにも出来るだけ長く現役で
予定に縛られないゆる~い旅行に行ってきました
12/28-12/29で温泉スキー旅行に行ってきました。
昔は旅行というと何時に出発して、何時にどこについて何をすると事前に計画をして、それ通りに行かないとイライラしたものですが、アラ還になるとともに心境の変化もあり、大枠だけ決めておいてあとは気の向くままにというのが今のお気に入りです。
今回の旅行先は福島県の裏磐梯。自宅から片道300キロくらいは走りますが、出発時間はゆっくり、高速道路では法定速度プラスα程度で走行して、右からビュンビュン抜かされても全くイライラしません。結局、早くホテルに着きたいという家族の希望から3時前には宿泊地に着いてしまいました。
部屋に荷物を運び入れくつろいでいると、子供たちが「猿がいる!」と騒ぎだしました。どうやら隣に野生の猿の住処があるようで何匹もホテル前をウロウロしています。
カメラ片手に外へ出て激写しました。


その後は、温泉~食事~卓球~また温泉とローテンションし♨宿の夜を満喫しました。で一日の仕上げにブログのアップを試みたのですが、Wifi環境が無いようでネットがつながらず、断念しました。
スキー場へ向かうも駐車場まであと僅かの所でスリップ、スタッドレスタイヤなのに
朝目覚めて外を見ると絶好のスキー日和です。子どもたち、これまでソリ遊びはあったけどスキーをするのは今日が初めて。出発前から楽しみだと連呼していました。
私も25年ぶりのスキーでしたので、逸る気持ちをおさえつつスキー場に向かってクルマを走らせていました。
スキー場駐車場まであと数十メートルの所で前のクルマに続き停車しました。
再発進。「ウゥー、ウゥーーー。」前輪が激しくスリップしていました。
当然タイヤは4輪ともスタッドレスで武装していましたし、路面を見てもアイスバーンには見えません。なのにタイヤが空転するばかりで上がれない。そこへ後続車が来てしまったので手で合図し、先に行ってもらいました。
周りにクルマがいなくなったところで再チャレンジ。ハンドル操作はままならないし、前進どころか下へ下がってしまう始末です。後ろには雪壁が迫っていました。
そこで一旦上がって来た道に車体前方を向けて、バックなら上がれるのかやってみました。
進みました、イケそうです。
前進がダメなら後退あるのみです。平らな所までの数十メートルをバックでガァーーーと上がっていきました。
どこにもぶつける事なく駐車場へ到着。他にも2,3台、スリップして立ち往生するクルマが出ていました。理由はよくわかりません、でもスタッドレスタイヤへの信頼が一気に無くなった瞬間でした。
気を取り直して25年ぶりのスキーを楽しみました
子どもたちはもちろんの事、私もスキー板はとっくに処分してしまったので全員スキー具一式をレンタルしました。中学の息子は私と同じ足のサイズでビックリ。
今どきのスキー板は随分幅広なんですね、回しやすそうだと感じました。
カメラ係のカミさんを残し、3人でリフトへ向かいました。
子供たちには斜面の歩き方、リフトの乗降方法、滑る時の姿勢など基礎だけ教えました。お兄ちゃんは小学生高学年の時にスケボーを器用に扱っていたので、最後の方はほとんど転ばずに上から降りてくるまでになりました。
弟の方は歩くことさえままならず、何度となく転び、度々板が外れるのでグズグズしてました。でも根性はお兄ちゃん以上なので、めげずにやり続け、滑っている時間が次第に長くなっていきました。
そして最後の一本になった時、回数券が2枚しか無くやむなく兄弟だけでリフトに乗せました。降りてくるまで心配でしたが、予想よりも遥かに早く下まで降りて来ることが出来ました。
2人は 満面の笑みを浮かべ、スキーは楽しかったと連呼していました。
アラ還ですが 自分で限界を作らない、子どもたちのためにも出来るだけ長く現役で
帰り道、高速道路を走りながらずっと考えていたことがありました。
自分がまだ30代の活きが良いお父さんだったら、子どもたちとこれからいろんなスポーツに付き合えるのに。いや、せめて40台前半だったら良かったのにと。
自分のアラ還の年齢を考えるとこの先は衰えていくばかりのハズ、こんな年寄の父ちゃんでゴメンなと。
同期には孫もいる年代になりましたが、うちは子育て真っ盛り。
先人が言ってました、子育てするなら若いうちだと。
つまりは、こういうことなんだね。
でもそこは後悔しても仕方がないことです。
だから、もうアラ還だからと自分で低い限界点を引かないで、できるだけ長く"現役"が務められるよう努力を怠らないことを誓いたいと思います。