ZOZO選手権最終日は松山君を振り切ったタイガーの完勝で幕
朝の出勤途中にZOZO選手権の残りのファイナルラウンドの経過が気になり、何度もスマホを覗く。『タイガーがボギーを叩き松山君と2打差じゃないか。。』
いいところで会社に到着。
3時間後くらいにスマホを再チェックするとスコアが表示されてて、タイガーの名前が最上段にあり、ー19の横にFのマークが。
『ホールアウトしている、ということは優勝したのか。』
仕事が終わり、帰宅中にニュースをチェックしまくる。
タイガーと松山君のホールバイホールが出ていたが、その差が2打より縮まることは無かったようだ。タイガーはヒデキの追い上げにハラハラしたとコメントしていたが、終わってみればタイガーの完勝だったと思う。
一流の中でも別格だったタイガーの4DAYS
1&2ラウンドはマキロイ、トーマス、デイ、スピースといったPGAツアー上位の常連が、こぞって林間コースの風とラフと難しいグリーンを読み切れずに苦労する中、タイガーだけは別格のプレイを続けた。
3連続ボギーの後にこれほどまでのひとり旅を誰が予想出来ただろう。
地の利のある日本人よりも上手に林間コースの風を読み、結果アイアンショットの前後左右のブレは誰よりも少なかったように思う。
ラフからの対応もそう。普段から打ち慣れているかのようにフライヤーを正しく計算出来ていて、普通にグリーンを捉えてきた。
そして、繊細な位置に切られたカップにも惑わされることなく、自分の庭のようにラインを読んでパットを入れまくった。
昨日の3ラウンドは順延になった日の分もまわる必要があり、タイガーの体力が懸念されたが、29ホールもまわったのに順位を落とすことはなかった。何故だ?
左膝の手術後の復帰戦と聞いていたから、私はタイガーの優勝はないと優勝予想から外していた。なのにどこでリハビリしていたんだ?いつどうやって再びトップ争いの出来るレベルまで戻したんだ?
タイガーはいつも努力している姿を見せない人だから、こんなに強い戦いをするとは想像出来なかった。
でも大事なことを忘れていた、タイガーは左膝の手術とは比べようもないもっと辛い、ある意味地獄の底から這いあがってきて今年のマスターズで復活優勝を遂げていたことを。ゴルフ体の根幹にあたる腰を患い、一時は歩くことさえままならない状態もあったと聞く。
さらに例のスキャンダル。おかげで世界ランクは圏外の圏外位のところまで落ちたのに這いあがってきたのだ。並みの人間では到底なしえないことをタイガーはやってのけていたのだ。だからスーパースターと言われるのだ。
そして今日の残りのファイナルラウンド。松山君の言葉が全てを物語る。
「残り6ホールで1個しか伸ばせない時点でチャンスはなかった。最低でも3つ、4つは必要だと思っていたので、そういうプレーがで出来なくて残念でした」
タイガーに最後まで付け入るスキはなかったのだ。
今大会を通して誰が一番得をしたか?
優勝したタイガーが潤ったのは言うまでもないが、忘れてませんか?人じゃないよ。
そう、石橋さん家のブリヂストンだ。
ボールの使用契約をしているタイガーが体現してみせたのだ。
ボールが言うことを聞いてくれる。
ボールが言うことを聞いてくれたから優勝出来たことをタイガーが証明して見せたんだ。宣伝効果は絶大だと思う。
これからツアーBボールが売れに売れまくるに違いない。
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